<ハーレクインコミックス>
【シンデレラ・ガールズⅠ】一夜の恋買います/尾方 琳/レイ・マイケルズ
ヒロインは友人2人とPR会社を共同経営している。
持ち込まれたチャリティの企画を担当することになったヒロイン。
そのチャリティ・ファッションショーの開演まで15分に迫った。
ところがモデルの2人が来ておらず急きょモデルの代役をすることになったヒロイン。

出典:https://renta.papy.co.jp/renta/
<登場人物>
キット・ディーヴァス
・友人2人とPR会社を共同経営している。
ジャレット・ウエブスター
・下着会社 経営。
・ランジェリー王と呼ばれている。
・DV追放する会の理事。
<レビュー>
(多少ネタバレあり)
チャリティ・ファッションショーが失敗に終わり、キットは落ち込んでいました。そこへジャレットが、オフィスにやってきました。
もう一度、チャンスを与えるといいます。お2人の激しい意見のぶつかり合いは、その真剣さが伝わってきて引き込まれていきます。
そして新たにチャリティの資金集めの企画を、キットは引き受けます。
しかしなかなかアイディアが浮かびません。
アイディアがまだ浮かんでいないことをジャレットに突かれたキットは、
だって
チャリティの
目的は
ただのお金集め
ではなく
その主旨を
ひとりでも多くの人に
知ってもらい
協力を得ることよ!出典:「シンデレラ・ガールズⅠ 一夜の恋買います」
とビジネスに対する意見をキッパリいいます。
そして悶々としていたある瞬間、グッドなアイディアが閃きます。
視界が広がったような爽快なキットの笑顔がスキです。
不器用なくらいマジメで裏表がなく、真っすぐに突き進むキットに惹かれていくジャレットもまた不器用な一面があり、お2人の間には誤解や疑いが生じたりしますが、それら全てがクリアしたとき、残ったのは確かな愛でした。おもしろかったです。
【シンデレラ・ガールズⅡ】涙の数だけ愛して/尾方 琳/レイ・マイケルズ
美術館の宣伝を、請け負っているヒロイン。もうすぐ美術館に、寄贈してもらえるはずだった現代絵画の持ち主が亡くなる。
寄贈の件で引き継ぐ人に、うまく話を持ちかけるようにと館長にいわれ、その葬儀に出席することになった。

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<登場人物>
スザンナ・ミラー
・友人2人とPR会社を共同経営している。
マーカス・へリントン
・愛称 マーク
・スザンナの元恋人。
・遺産相続人。
<レビュー>
(多少ネタバレあり)
8年ぶりに再会したスザンナとマークは驚きと共に、お互いとまどいを感じているようでした。
淡いやさしい恋の思い出は苦い思いを残したまま終わっていたからでした。
実はスザンナのことをマークはずっと誤解したままなのです。
再会後は皮肉交じりの言葉を、くり返してはスザンナを困らせたりします。
スザンナはビジネスのこともありマークと接しなければならず、ふだん天真爛漫なスザンナもさすがに、辛そうにしているシーンもあり、どうなっていくのだろうと思いました。
あの頃のお2人の間には、純粋なほど純粋な思いがあふれていたのに・・・。
スザンナはマークに、
大好きよ・・・
一緒にいたい理由が
なぜそれだけじゃ
いけないの・・・?出典:「シンデレラ・ガールズⅡ 涙の数だけ愛して」
それが、ちょっとしたことがキッカケで別れてしまいました。
8年前、ある場面でついてしまったスザンナの咄嗟のウソがずっと尾を引いています。
どうしてスザンナは、そうしてしまったのか?
これが明かされる場面はドラマティックで、マークの愛にあふれる言葉がとてもステキでした。
マークの夢が叶っていくであろうその道に、スザンナが寄り添い、共に歩んでいくやさしい愛の様子が目に浮かんできそうです。
遠回りした分、お2人はとてもとても幸せそうでした。
【シンデレラ・ガールズⅢ】独身最後のプロジェク 尾方 琳/レイ・マイケルズ
ヒロインは、1ヶ月近く腹痛に悩まされている。それから数日後のある日、共同経営の友人2人と新企画についてミーティングをしていた。
ミーティングが無事終わり、通常業務に戻ろうとしたとき突然お腹に激痛が走り、ヒロインはその場に、うずくまる。
慌てる友人たちに、ヒロインは原因は見当がついているといったが・・・。
ヒロインは、そのあと友人の主治医を紹介される。

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<登場人物>
アリスン・ノヴァク
・友人2人とPR会社を共同経営している。
ローガン・カヴァノー
・産婦人科医。
・キットの主治医。
<レビュー>
(多少ネタバレあり)
療養中のアリスンの元へ、術後の経過を見にきたローガンは、仕事をし始めていたアリスンをジッと見ていました。
気が散ると感じたアリスンは立ち上がります。
急いで立ち上がったため傷口が痛み、それに気付いたローガンはアリスンを後ろから両手で肩を支えます。
そのときアリスンは動揺してしまいます。
この動揺を知られたくなかったためローガンから、逃げ出す方法を思いつきます。そしてローガンも逃げ出す方法を。
赤ちゃんを
作るのを・・・
手伝って
いただけない?出典:「シンデレラ・ガールズⅢ 独身最後のプロジェクト」
ちょっと驚きました。
人工授精?あるいは自然な方法?ローガンに対しては、どちらとも、とれるんですよね。
この毅然としたアリスンの動向が気になりました。
アリスンの本音は、どこにあるのでしょう?
アリスンには1つの夢がありました。自分の年齢も考えて、そろそろ実行したいと思ってました。
しかし問題は、その方法だったのです。
その方法にローガンと意見の対立などもあり、そこから目まぐるしい日々を送ることになります。
このスピード感のあるお話は数々のエピソードも含め、読み応えがあり楽しかったです。
鋼鉄の異名を持つアリスンですが、実は純粋さと正直さを秘めており、本当の気持ちを隠すために、心と裏腹なことをローガンにいい続けますが、それにきちんと気付いていくローガンのやさしい振る舞いがステキでした。
そして自分に素直になっていくアリスンもまたステキでした。

