＜ハーレクインコミックス＞
12歳のあの日、自制は生きる知恵という誓いを、心に立てたヒロインは生きていくための支えとなっていた。
そして大人になった今、ホテルの支配人として、双子の子供を育てるシングルマザーとして充実した日々を、過ごしていたのだった。
そんな中、ヒロインの勤務先のホテルが買収される。その買収主は3年前、1年足らずで終わった恋の相手ヒーローだった。ヒロインに理不尽な要求をするヒーローは自由になりたかった。何から？
出典：https://ebookjapan.yahoo.co.jp/
＜登場人物＞
エリン・ターナー
・ホテルの支配人。
・シングルマザー。
（双子の子供を育てている）
クリストフ・ドナキス
・愛称 クリスト。
・ドナキスグループの経営者。（世界中に最高級ホテルを展開している）
＜レビュー（多少ネタバレあり）＞
その理不尽な要求を受けたエリンは、クリストの屋敷にいきます。2日目の朝、エリンが目を覚ますとクリストが、窓際に立っていました。エリンは、
クリストが光の中で
私を見つめていた
まるで
ずっと
ずっと･･･
見つめ続けて
いたような瞳で
･････････
でもそんなこと
あるわけない
あれはきっと
夢･･･出典：「秘密のまま別れて」
そのように、思いだしていました。なぜクリストはエリンを見つめていたのだろうと、そのとき思いました。印象深く心に残ったシーンです。
シングルマザーとして双子の子供を育てながら、ビジネスでも努力を積み重ねてきたエリンにクリストは、いくつかの疑いがあるようです。
いろんな真実が判明していく中で、情熱的なお2人は激しくぶつかり合い、笑い合い、涙あり、心の葛藤に翻弄される様子を、楽しんだりハラハラしたりをくり返しながら、読ませていただきました。おもしろかったです。
またどんなハッピーエンドを迎えるのだろうとワクワクしました。期待を裏切らないステキなハッピーエンドでした。
