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花婿への愛は秘密/水沢友希/ナタリー・アンダーソン

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<ハーレクインコミックス>
すれ違うような一瞬の出会いの中、夢のような一夜を過ごした2人。それはヒロインにとってはじめての大冒険だった。

その後、思わぬ出来事により結婚話が持ち上がる。結婚は愛する人とするものだというヒロイン。責任と義務を突き通すヒーロー。そこに愛はないと、キッパリいい切るヒーローに押し黙るヒロインだった。

契約結婚


出典:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/

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花婿への愛は秘密  試し読み

<登場人物>
リア・ターナー
・介護施設の受付け。

テオドロス・サバス
・愛称 テオ。
・銀行の最高責任者。

 

<レビュー(多少ネタバレあり)>
テオの心の中に、失敗は許せないという思いがあります。恩人である祖父のためにひたすら自分を制して生きてきたようです。リアとの結婚式の日でさえ、

すべては祖父に
ふたりの幸せな
姿を見せて
喜ばせるためだ
出典:「花婿への愛は秘密」

と自分のためではなく祖父のためだと思うのです。また、

新たな
合併契約をする
だけだろう?
出典:「花婿への愛は秘密」

と自分の結婚をこうとらえ、自分に言い聞かせているようでした。
まるで今までの人生を物語っているかのような印象的なシーンです。

リアに距離を置きながら、本当の自分をなかなか表現しきれないテオは苦しそうでしたね。

だけど飾らない笑顔がやわらかく、心やさしいリアによって何かが変わりつつあるという現実にテオはとうとう『大丈夫じゃない』日がきます。それをリアは、愛情あふれたステキな笑顔で受け止めてくれました。泣けました。そして癒されました。

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