＜ハーレクインコミックス＞
出典：https://renta.papy.co.jp/renta/
＜簡単あらすじ＞
堅物で物静かなシングルファーザーのヒーロー。その５歳の息子が願ったクリスマスプレゼント。『ママがほしいです』
そこに、ほがらかで社交的なヒロインがぎこちない親子関係に魔法をかけたような楽しい日々と明るい笑顔をもたらしていく。
＜出会い＞
メリーは学費のためにウエイトレスの仕事をしている。感謝祭で店が休みに入ると学費代が稼げないとぼんやり、思っていた。
そこへ店のドアの開く音がした。最近よく来るマジメそうな一人の男性。今日は、なんだか浮かない顔をしているようだったが、メリーは注文を聞く。『女性をひとり･･･』といってしまった。慌てた男性は考え事をしていたと言い訳をする。
＜登場人物＞
メリー・ロバーツ
・ウエイトレスをしながら舞台美術の勉強をしている。
ピーター・マカリスター
・統計学者。
＜感想（ネタバレ注意）＞
街がクリスマスのイルミネーションの中、ピーターとメリーは手をつなぎながらいろんなお話をします。他愛もないシーンなのですが、その様子がとてもロマンティックに思えました。恋愛に少し奥手なピーターがメリーに惹かれていく様子もよかったです。
思いがけずピーターからバイトを引き受けたメリーはマカリスター家に溶け込み幸せなひとときを過ごします。
そしてメリーが隠していた過去の秘密を知られても変わることのない、あたたかいクリスマス・ファミリーストーリーでした。
メリーの、
あなたも
魔法を
信じてみたら？出典：「ママがほしいの」
とピーターにいった言葉の中には、物事をあまり深く考えずに素直な気持ちになってみたら？と思えました。メリーの前向きで明るい言葉にピーターも励まされたようで読んでいて楽しかったです。
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