ばらに秘めた思い／葛城しずく／ベティ・ニールズ

＜ハーレクインコミックス＞
病院で外来の受付けをしている独身のヒロインは、周りを気遣い早出や残業を、率先して引き受けている。

今日もヒロインは早出し、患者さんの対応に追われていた。

夕方、高名なドクターであるヒーローの元へ、1人の婦人が訪ねてきた。

翌日になり婦人から、ある提案を受けたヒーローは、すぐさま行動を起こす。

ヒーローから昼食の誘いに、ヒロインは突然のことに困惑したのだった。

出典：https://renta.papy.co.jp/renta/

ばらに秘めた思い　試し読み

＜登場人物＞
セアラ・フレッチャー
・病院の外来受付事務。

ラドルフ・ノータ
・ドクター。

＜レビュー（多少ネタバレあり）＞
セアラはラドルフの提案を引き受け、オランダにいるラドルフの祖母のお世話をするため、２週間ほど休暇を取りました。

気難しい祖母に寄り添いうセアラは、きめ細やかなやさしい気配りを絶やしません。

このセアラの清楚で心美しい真面目な人柄に、周りがそうであるように、何かこう惹き付けられるものがあります。

そしてラドルフの家族と共に祖母を看取り、セアラは休暇を2日ほどオーバーし、オランダから帰国すると非情な出来事が待っていました。

このあたりから物語が、大きくすすみます。

セアラの人柄によって、どのようなストーリーになっていくのだろう、ラドルフはどんなふうに関わるのだろうと興味津々で読ませていただきました。

穏やかなお2人の上品な物腰には、癒されるものがありました。

ばらの花模様のワンピースはセアラにとって、きっと本当の自分を表現できるステキなアイテムになったことでしょうね。