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小さな愛の願い/原ちえこ/ベティ・ニールズ

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<ハーレクインコミックス>
それは仕事を終えた帰り際のことだった。星空の下、どこからか猫の鳴き声が聞こえ、ヒーローは足を止めた。

視線の先にいたのは、両腕に猫を抱えたヒロインの姿だった。

ヒーローは院内で、何度か見かけていたヒロインのやさしい笑顔を思いだす。

そのヒロインの声は、あたたかく穏やかな、まるでなつかしい故郷の窓辺を照らす灯し火のようだと感じ入っていた。

ドクター、身分差


出典:https://renta.papy.co.jp/renta/

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小さな愛の願い 試し読み

 

<登場人物>
ヘンリエッタ・クーパー
・作業療法士の助手。

アダム・ロス=ピット
・ドクター。

 

<レビュー>
(多少ネタバレあり)
ヘンリエッタは、病院で作業療法士の助手として働いており、住まいは古いアパートの屋根裏部屋に、猫と慎ましく暮らしていました。

ある日ヘンリエッタは突然、熱を出し倒れて入院してしまいます。

しかし退院直後に、仕事を解雇され住居も失ってしまいました。

そんな中、アダム紹介によって新しく住む家と仕事を得ることにより、ヘンリエッタが生き生きと輝き出す様子にホッとしました。

アダムはヘンリエッタならきっと、うまくやっていけると思ったことでしょうね。

決して途中で投げ出したり、無責任なことはしないだろうという安心感が、ヘンリエッタにはあります。

それは控えめで落ち着きがあり、心やさしい分、芯の強い女性に見えるためそのように思いました。

アダムが自分のお気に入りの散歩コースに、ヘンリエッタを誘い夕日を見る様子は、まるでお2人の未来を映し出しているかのようで、印象に残ったシーンです。

幸せな気持ちにさせてくれるヘンリエッタの、ステキなシンデレラストーリーでもありました。

 

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